2,800円(税込3,080円)
【宮下正昭/著】ネット時代。全国紙より地方紙、地方紙より地域紙が生き残る。地域の論理を発信する九州・沖縄の日刊12紙をレポートする。新聞は全国紙、主に県単位の県紙とも呼ばれる地方紙、そして県の中の特定の市郡をエリアにする地域紙と、大きく三つに分かれる。この中で、日刊地域紙は全国におよそ70紙が存在する。本書は、九州・沖縄の12紙を取材し、強さの秘密を探る。
1,300円(税込1,430円)
【宮島孝男/著】予科練に憧れ、16歳で土浦海軍航空隊に入隊、3年半の軍隊生活と2年の捕虜生活を送った元海軍兵(鹿児島県指宿市在住)。 これまで当時の体験を誰にも話すことはなかったが、「あの時代のことを言い残さなくてはならない」「死と背中合わせだった日々の経験を伝えなければいけない」と、今回初めてインタビューに応じ証言した。戦争を知らない子どもたち、そして大人たちへ、戦争の実相を伝える一冊。
2,000円(税込2,200円)
【南日本新聞社/編】ヤマト文化と南島文化が混ざり合う鹿児島は、民俗行事の宝庫。子供たちが神の代行者として行事の主役を務めることも多い。 本書は子供と女性に焦点を当てた南日本新聞の連載企画「かごしま母と子の四季」(1985年)に、各民俗行事の現状を加筆し復刻した。 トシドン、田の神戻し、トビウオ招きなど、60の民俗行事を収録。
南方ブックレット10 北朝鮮墓参記―リンゴの花咲くふるさと、昔と今―
1,200円(税込1,320円)
【岩元昭雄著・鹿児島子ども研究センター編】北朝鮮で出生、幼少期を過ごした著者は、敗戦後1年で9人の家族のうち4人を失う。特に父と祖母は火葬もできず捨てるように埋めてきた。鹿児島に引き揚げてから70年余。今あらためて平和が問われる。
鹿児島植物記 ―自然の歴史と人の歴史が織りなす多様な植物社会―
2,800円(税込3,080円)
【寺田仁志/著】鹿児島県は、屋久島・奄美の2つの世界自然遺産級の地域をもち、4つの国立公園、3つのジオパーク、国指定の天然記念物は48件に上る。本書は、この世界が注目する自然を理解する格好の手引書である。
2,500円(税込2,750円)
【鹿児島大学重点領域研究「エネルギー」グループ/編】バイオマス、太陽光、海洋エネルギーなど、再生可能エネルギーを生産する実用技術の開発と、分散型再生可能エネルギーの利用システムの確立により地域再生や環境保持などの課題解決を目指す鹿児島大学研究グループ。本書は、研究の背景や目指すところを分かりやすく解説。また、次世代エネルギー分野の取り組みを推進する薩摩川内市の事業も紹介する。
鹿児島の水を追いかけて Following the Water in Kagoshima
2,500円(税込2,750円)
【鹿児島大学重点領域研究「水」グループ/編】南九州食料生産基地における農業の水利用や水資源管理、火山地域の水の流れ、豪雨地域の土砂・洪水災害、および水環境劣化など、鹿児島には地域特有の水に関わる課題が存在する。本書では、それらの課題解決を目指す鹿児島大学「水」研究グループの、農、工、水産、人文社会科学的アプローチによって取り組んだ研究成果を紹介する。
クルーソーを超えた男たち 流木で帰還船を造った志布志船の漂流記
1,400円(税込1,540円)
【名越 護/著】江戸期、無人島の伊豆鳥島に漂着した船は、記録に残るだけでも14艘に上る。本書は、島に棲むアホウドリを糧に、磯の貝、魚で飢えを凌ぎ、流木を拾い集めて船を造り、遂に帰還した男たちの実話である。
3,000円(税込3,300円)
【酒匂 猛/著】大正時代から、日本全国の小学校に次々と建てられてきた二宮金次郎像。戦時中にはほとんどが供出されたが、戦後、銅像のほか、石像、コンクリート像、陶像として、多くが甦った。金次郎像は、ずっと子どもたちを静かに見守り、今もその姿を見せている。
3,800円(税込4,180円)
【八木幸夫/著】南九州の旧薩摩藩領では、江戸期より豊作、子孫繁栄を祈願して多くの田の神石像が祀られてきた。1445体の実地調査を含め、本書では全2064体の資料を纏めた。田の神石像初の網羅的資料集が登場する。
1,800円(税込1,980円)
【貴船庄二/著】見も知らぬ、どん詰まりの島に家族で移住し、田をこさえ、魚を釣り、家を作り、長く棲んできた、ある勇者の物語である。人間の本性にこだわるその生き方は、南海の小島、鹿児島県の口永良部島で花を咲かせた。
900円(税込990円)
【志學館大学生涯学習センターほか/編】五感を日々使うことが、いかに身体能力、特に脳の衰えを防ぐかを、まず医学的に解説。その上で、鹿児島弁、鹿児島名産のお茶、地形、宇宙に至るまで、五感を使って楽しむことを提唱する。
2,000円(税込2,200円)
【耕人舎/編】平成30年度に吉利小学校が廃校と決まった。それをきっかけに、何十年も前に卒業し、今なお母校を愛し続ける者たちが立ち上がった。そして、こんな本を作ってしまったのです。
鹿児島の食環境と健康食材 ─鹿児島大学 食と健康プロジェクト─
2,000円(税込2,200円)
【鮫島奈々美、叶内宏明、塩崎一弘、吉崎由美子/編】長寿県として注目を集める鹿児島は、食材の宝庫。本書では「鹿児島大学食と健康プロジェクト」が食研究の現状から健康長寿社会に向けた取り組みまで、幅広く紹介する。
2,900円(税込3,190円)
【高宮広土・河合 渓・桑原季雄/編】長島、甑島列島、大隅諸島、トカラ列島、奄美群島など28の有人島、650もの島々を有する鹿児島県。本書は、島々の総合的研究成果を30人の研究者が報告する。
かごしま検定 過去の試験問題及び模範解答集
マスター(標準クラス)試験編
1,500円(税込1,650円)
【鹿児島商工会議所/編】「かごしま検定」スタートから10年。増補改訂版刊行を機に、待望の過去問題集が登場する。自然、歴史、文化、地域の特徴、産業・経済の各分野を楽しく学ぶことができる。
増補改訂版 かごしま検定 ―鹿児島観光・文化検定 公式テキストブック―
2,000円(税込2,200円)
【鹿児島商工会議所/編】「かごしま検定」公式テキストブック、待望の増補改訂版が登場。超一流の執筆陣が、西郷さんからアマミノクロウサギまで、鹿児島のすべてを網羅する。
1,200円(税込1,320円)
【かくのぶえ/著】
MBC ラジオで大人気のショートストーリーから生まれた、待望の短編集。思い起こしてみてください。家族、友達、恋人、そして仲間……。大切な人と過ごした大切な時間を。いろんな人のいのちの香りやきらめきを描く物語。
1,553円(税込1,708円)
【佐藤正典他/著】
破壊される海や川、原発、医療福祉、教育、女性、公営ギャンブル、行き場のない農業、そして奄美。大学教官、自治体職員、農民、市民、直面する課題に、そこで働きそこに暮らす人々が自ら未来を切り拓く。
500円(税込550円)
【岡村寛次/著】
市街地から離れた森の中にある七窪水源地に米軍が爆弾を投下したのは、市民の命の源を絶つためでは──。 『鹿児島市水道史』および、筆者の聞き取り調査による記録。