夾竹桃の花ふたたび 鹿児島から長崎へ―ある少女の原爆体験記

語り継ごう子どもたちに。
戦争と原爆の記録。

語り継ごう子どもたちに。戦争と原爆の記録。チエ子は、女子挺身隊として鹿児島から長崎に向かった。トンネル内の兵器工場で作業中に被爆。目を覆うばかりの惨状の中、臨時看護婦となり奔走するチエ子。だが、手当てもままならず、次々に息絶えていく人たち。「水をください」「水をください」。そこには、慕っていた寮母さんの姿もあった・・・。
敗戦から56年。風化させてはならない悲惨な記憶がある。


本文ルビ付き(小学校上級から一般向き)

著者 高田チエ子
判型、他 A5判 150ページ
型番 4-931376-54-1

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,760円)
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