市民を陥れる司法の罠─志布志冤罪事件と裁判員制度をめぐって─

メディアは何をしたか?

2003年4月、鹿児島県議会議員選挙に絡んで起きた「志布志事件」。当選した県議の陣営13人が買収容疑で逮捕されるも、全員無罪となる「冤罪」事件であった。警察・検察の暴走、裁判所のチェック機能喪失、そしてマスメディアの犯人視報道──。こうした理不尽な「冤罪」被害は、誰の身にも起こりうるのだ。
本書は、この前代未聞の「でっち上げ」志布志事件と、冤罪で死刑判決を出しかねない裁判員制度を通し、司法とメディアのあり方を問うものである。

こうして犯罪は“つくられる”

内容(目次より)

第1部 「冤罪」と報道被害を考える
  第2部 裁判員制度と死刑制度の危うさを問う
第3部 講演録・書評・年表
  

著者 木村 朗
判型、他 四六判 199ページ

著者紹介

木村 朗(きむら あきら)

1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。鹿児島大学法文学部教授(平和学・国際関係論専攻)。日本平和学会理事(「平和運動」分科会責任者)、九州平和教育研究協議会会長。
  安保・沖縄問題、民族・ナショナリズム問題、原爆投下・核問題、9・11事件以後のアメリカ帝国・世界秩序、冤罪・報道被害と裁判員制度などが主な研究テーマ。
  主な著作は、単著『危機の時代の平和学』、共著『広島・長崎への原爆投下再考−日米の視点』、編著『核の時代と東アジアの平和―冷戦を越えて』(いずれも法律文化社)、編著『米軍再編と前線基地・日本』、同『 9・11事件の省察―偽りの反テロ戦争とつくられる戦争構造』、同 『メディアは私たちを守れるか?―松本サリン・志布志事件にみる冤罪と報道被害』(いずれも凱風社)、他。

型番 978-4-86124-216-8

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,728円)
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