家族生活教育 人の一生と家族 第3版

米国家族関係学会の
実践家らが体系化した
家政学界注目の書,
第3版を完訳

本書は,家族生活教育のテキストとして,数多くの大学で長年使用されている。第2版から6年ぶりに大幅改定した第3版を完訳。多くの概念モデルを用い、各種理論の解説・補足も充実している。家族をめぐる様々な問題に対する予防的,教育的,実践的な書である。第3版では29カ国のネットワークから情報が収集され、日本固有の問題としてパラサイト・シングル、過労死、引きこもり、不登校なども取り上げられている。


内容(目次より)

第1部 家族生活教育という分野
 第1章 家族生活教育とは何か
 第2章 専門職としての家族生活教育
第2部 家族生活教育の実践
 第3章 参加者を理解する
 第4章 家族生活教育の設定
 第5章 家族生活教育のプログラム設計
 第6章 家族生活教育の実践
 第7章 家族プログラムの評価
第3部 家族生活教育の内容
 第8章 理論と実践
 第9章 恋愛関係教育と結婚教育
 第10章 子育て教育
 第11章 家族生活教育の国際的展望
付録A 家族生活教育の枠組み/
付録B 家族生活教育の内容領域:内容と実践ガイドライン/
付録C 家族科学における就業の機会/
付録D 5段階プログラム評価法

米国で家政学のテキストとして,
数多くの大学で長年使用

著者/監訳/翻訳 キャロル・A・ダーリン、ドーン・キャシディ、レイン・パウエル/倉元綾子・黒川衣代/片田江綾子・泉光世
判型、他 A5判 384ページ

監訳者プロフィール

倉元綾子(くらもと あやこ)

1955年生まれ。1984年大阪市立大学医学部大学院医学研究科生理系生化学修了(医学博士)。西南学院大学人間科学部・教授。著書『家族生活の支援―理論と実践―』(共著,2014,建帛社),『家族生活教育―人の一生と家族―(第2版)』(翻訳,2013,南方新社),『家政学再考―アメリカ合衆国における女性と専門職の歴史』(翻訳,2002,近代文芸社),『アメリカ・ホーム・エコノミクス哲学の歴史』(翻訳,2005,近代文芸社)ほか

黒川衣代(くろかわ きぬよ)

1956年生まれ。1993年米国パデュー大学大学院修士課程児童・家族学修了(Master of Science)。鳴門教育大学大学院学校教育研究科・教授。著書『現代家族を読み解く12章』(共著,2018,丸善出版),『家族生活の支援―理論と実践―』(共著,2014,建帛社),『家族生活教育―人の一生と家族―(第2版)』(翻訳,2013,南方新社),『家族援助論』(共著,2008,ミネルヴァ書房)ほか

型番 978-4-86124-396-7

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
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