郷中教育と薩摩士風の研究

定説の呪縛を解く

幕末〜明治の激動期、薩摩は西郷や大久保ら多くの高官を輩出した。これにより、薩摩藩独自の教育組織である「郷中教育」は、戦国期から400年にわたり連綿と続き、人材養成に有効な組織であったというのがいわば「定説」化している。
本書は、歴史史料をもとに、薩摩藩における武士子弟教育の変遷をたどり、郷中教育の実態を明らかにする。

美化された「郷中教育」の真相に迫る

内容(目次より)

一 郷中教育の概観
  二 成立期の問題
 三 咄相中から郷中へ
  四 重豪期の郷中教育
 五 斉彬期の郷中教育
 六 むすび

著者 安藤 保
判型、他 A5判 175ページ

著者紹介

安藤 保(あんどう たもつ)

昭和16(1941)年8月18日、鹿児島県日置市伊作に生まれる。鹿児島県立吹上高等学校卒業。九州大学文学部史学科(国史学専攻)を卒業し、同大学院文学研究科修士課程に進学、同博士課程を経て、昭和46(1971)年4月、東海大学文学部講師就任、助教授となる。その後、鹿児島大学(教育学部)助教授・教授を経て九州大学へ移り、平成17(2005)年3月、九州大学大学院人文科学研究院教授にて停年退職。鹿児島大学名誉教授・九州大学名誉教授。専門は社会経済史学。大分県日田の豪商広瀬家、熊本県本渡の豪商石本家を中心にして、豪商と九州諸藩との関係、地域的金融などについて研究する。退職後帰郷し、黎明館史料編纂委員・顧問として『鹿児島県史料』の出版に関係し、現在に至る。

型番 978-4-86124-277-9

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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