鹿児島藩の廃仏毀釈

凄まじい破壊の全容

明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐は、鹿児島においては早くも幕末に始まり、その徹底の仕方は全国一といっていい。1066の寺全てが消え、2964人の僧、全てが還俗した。
その結果、鹿児島からは歴史的な宝物がことごとく灰燼に帰し、現存する文化財は全国最少クラスという不毛である。

鹿児島から、1066の寺と2964人の僧、全てが消えた

内容(目次より)

1章 廃仏毀釈以前の他藩では
  2章 廃仏前夜の日本情勢
 3章 鹿児島藩の一向宗(浄土真宗)禁制
 4章 鹿児島藩の廃仏毀釈
 廃仏毀釈余話
 鹿児島藩の廃仏毀釈関連年表
 鹿児島県主要廃寺一覧

著者 名越 護
判型、他 A5判 204ページ

著者紹介

名越 護(なごし まもる)

1942年大島郡宇検村生勝生まれ。1965年立命館大学法学部卒業。同年3月南日本新聞社入社。2003年3月末、編集委員で同社を定年退職。その後2003〜2009年まで鹿児島純心女子大学にて非常勤講師を務める。鹿児島民俗学会会員。著書は記者時代に『かごしま20世紀 上・下』(共著)、『南島雑話の世界』『政治に理想の灯を〜川崎寛治元社会党国際局長の回顧』、定年退職後に『薩摩漂流奇譚』『奄美の債務奴隷ヤンチュ』

型番 978-4-86124-202-1

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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