南日本の民俗文化誌4屋久島の民俗文化

世界自然遺産の島が包蔵する、豊かな歴史と民俗

種子島の西に位置する、周囲約100キロの山岳島、屋久島。九州最高峰・宮之浦岳や縄文杉を有するその山域は世界自然遺産に登録され、常に大きな注目を集めている。だが、文化的にも古代から屋久島は南海の中心島と位置づけられてきた。
本書は、二十三夜様祭り、サトイモなどの儀礼食物、鑑真と屋久島の関わり、信仰の変遷、四季折々の行事、農漁業の特色、人生儀礼などを、「民俗と歴史から」「神社と寺院」「年中行事」「生活文化」という4つの視点から考察している。
屋久島を訪れる多くの人々に、新しい発見をもたらす一冊の登場である。

伝承される特異な南島文化

内容(目次より)

第一部 民俗と歴史から
第二部 神社と寺院
第三部 年中行事
第四部 生活文化

著者 下野敏見
判型、他 A5判 上製本 242頁ページ

著者紹介

下野敏見(しもの としみ)

1929年、鹿児島県南九州市知覧町生まれ。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授を勤む。文学博士(筑波大学)。日本民俗学会会員、日本民具学会会員、日本口承文芸学会会員、日本芸能学会会員。第1回柳田国男賞受賞。第52回南日本文化賞受賞。

型番 978-4-86124-200-7

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
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