薩摩漂流奇譚 ―アジアの海を駆け抜けた海洋王国・薩摩―

歴史の闇に閉ざされた
薩摩船の全貌

江戸期、藩米千四百石を満載した薩摩船・永寿丸が姿を消した。永寿丸は嵐に呑まれ、10カ月の漂流の末、千島列島のハルムコタン島に漂着する。乗組員25人中、生存者わずか3名。遭難・漂流という極限の世界をどのように生き延びたのか、克明にたどる。


薩摩船・永寿丸が姿を消した。

内容(目次より)

1) 薩摩船・永寿丸
2) 遭難・漂流
3) 漂着
4) 極寒のカムチャッカ
5) 帰国の途へ
6) 漂流の諸相
7) 漂流天国、薩摩

著者 名越 護
判型、他 四六判 200ページ

著者紹介

名越 護(なごし まもる)

1942年大島郡宇検村生勝生まれ。1965年立命館大学法学部卒。同年3月南日本新聞社入社。
2003年3月末、編集委員で同社定年退職。同年10月から鹿児島純心女子大学非常勤講師。鹿児島民俗学会会員。
著書に『かごしま20世紀』上・下=共著、『南島雑話の世界』『政治に理想の灯を〜川崎寛治元社会党国際局長の回顧』など。

型番 4-86124-027-1

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,760円)
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