奄美返還と日米関係―戦後アメリカの奄美・沖縄占領とアジア戦略―

知られざるアメリカの決定過程

1953年12月25日、奄美群島は日本に復帰した。
なぜアメリカは、沖縄に先行して奄美を返還したのか。アメリカの軍事占領と放棄、日本の再軍備、復帰運動、国務省と統合参謀本部の確執……。浮き彫りになるのはアメリカの現在につながるアジア戦略である。
気鋭の国際政治学者が大量の外交機密文書を精査し、返還の構図を初めて明らかにする。


日米同時刊行

内容

第一章 返還前の米国の奄美・沖縄政策
第二章 奄美復帰運動
第三章 日本政府と「奄美・沖縄問題」
第四章 アイゼンハワー政権と奄美返還の決定
第五章 日米の交渉と「奄美返還協定」
付録1 奄美返還協定・1953年12月24日調印
付録2 協定に伴う日米合同委員会の秘密議事録・1953年12月23日
付録3 日米安全保障条約・1951年9月8日調印
付録4 日米行政協定・1952年2月28日調印
付録5 日米行政協定に関する交換公文・1952年2月28日交換

著者 ロバート・D・エルドリッヂ
判型、他 四六判上製 333ページ
型番 4-931376-93-2

定価 (販売価格)

3,600円(税込3,960円)
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