新薩摩学14 人口減少社会・鹿児島の教育のゆくえ

鹿児島の教育の歴史と動向を分析し、
今後のあり方を考察する。

科学技術やグローバル化の進展、環境問題の深刻化、人口減少など教育を取り巻く環境の急激な変化の中で、教育は再構築しなければならない時期を迎えているのではないか。
本書は、鹿児島県の教育の歴史と動向を分析し、今後のあり方を考察する。


内容(目次より)

はじめに
序 章  人口減少社会・鹿児島の教育のいま
第一章  日本および鹿児島県における学校教育政策の戦後昭和史
第二章  日本および鹿児島県における学校教育政策の平成史
第三章  校歌考「消える校歌 生まれる校歌」
第四章  鹿児島県の郷土教育のあり方
第五章  明治・大正期の鹿児島県における「教育の郷土化」
第六章  市町村長による県立高校教育政策への関与の実態
第七章  米軍統治下における徳之島の教育委員会制度の現代への示唆
第八章  チームとしての学校論
第九章  チームとしての学校の取り組み(生徒指導)
第一〇章 「チームとしての学校」の取り組み(部活動指導)
終 章  人口減少社会・鹿児島の教育のゆくえ

鹿児島県教育関係重要基礎データが満載

編者 古閑 章・栗原真孝
判型、他 四六判並製 284ページ

編者紹介

古閑 章(こが あきら)

1956年3月、熊本県生。1980年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。鹿児島純心女子大学人間教育学部教授。鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長。博士(文学)。専門は、日本近代文学および鹿児島の近代文学。読みの共振運動論という文学理論。著書として『梶井基次郎研究』『梶井基次郎の文学』(以上、おうふう)、『作家論への架橋』(日本図書センター)、『小説の相貌』『天璋院篤姫と権領司キヲ』(以上、南方新社)ほか。


栗原真孝(くりはら まさたか)

1981年生。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。早稲田大学教育・総合科学学術院助手を経て、2012年に鹿児島純心女子大学国際人間学部講師に着任。現在は鹿児島純心女子大学人間教育学部准教授。専門は教育行政学。論文「日本における外国籍児童生徒を対象とする地方教育政策の実施状況」(『比較教育学研究』第五〇号、二〇一五年)他多数。


型番 978-4-86124-422-3

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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