古閑章 著作集 第一巻 小説1 短篇集 子供の世界 ―昭和四十年代記―

古閑章 著作集全10巻(予定)
いよいよ刊行開始

梶井基次郎、梅崎春生、芥川龍之介、海音寺潮五郎等の作品研究や、独自の文学理論「読みの共振運動論」で著名な古閑章が、満を持して著作集全10巻(予定)を刊行開始する。

第一巻は、短編小説集「子供の世界―昭和四十年代記―」。


「戦後の本格的な高度成長が全国的に急速に進むという、一回的かつ劇的な変化にともなう「 荒々しい空気」そのものを、子供の世界を通して、描こうとしたのではないか。」――はんざわかんいち (共立女子大学教授)


内容(目次より)



硬貨

子供の日

初秋

知恵の実

愛玩

交尾

スプリングボード

こば焼き

五月の光

空、高く

案山子

注目の第1回配本は、短編小説集

著者 古閑 章
判型、他 A5判並製 229ページ

著者紹介

古閑 章(こがあきら)

1956年3月、熊本県生。1980年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。鹿児島純心女子大学人間教育学部教授。鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長。博士(文学)。専門は、日本近代文学および鹿児島の近代文学。読みの共振運動論という文学理論。
著書として、『梶井基次郎研究』、『梶井基次郎の文学』(以上、おうふう)、『作家論への架橋』(日本図書センター)、『小説の相貌』、『天璋院篤姫と権領司キヲ』(以上、南方新社)、『子供の世界』(ジャプラン)、編著書として『新薩摩学6・7・10・11・12・13』(以上、南方新社)、『現代鹿児島小説大系1』(ジャプラン)ほか。

型番 978-4-86124-404-9

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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