屋久島の民話 緑の巻

民話の宝庫、屋久島

今に伝わる山姫(やまひめ)、山和郎(やまわろ)、山姥(やまんば)……の話。
第1回柳田国男賞を受賞し南九州を代表する民俗学者下野敏見が、屋久島の古老から収集した島に伝わる民話の数々。

知られざる事実、忘れえぬ記憶

内容

龍宮の若姫
どもこもならん
お花と小春
鬼との約束
天の川と七夕姫
かくれ笠かくれみの
千年ながらめ
山鳥の矢
モッチョム岳のハスマ
ぶっついくゎったい
海鹿の恐怖
サンゴスの玉
はつのモエン
たのきゅう
屁っかぶい
お天道さまの嫁
おーばちな猿
鉈折れ岳
みやこだらの精
地蔵さんの言葉
天竺の金蔵、天竺の便所
長者どんのナゾ ほか。

著者 下野敏見
判型、他 A5判並製 228ページ

著者紹介

下野敏見(しもの としみ)

1929年、鹿児島県知覧町に生まれる。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島県内各地高校教諭をへて鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授を勤む。現在、鹿児島純心女子短期大学非常勤講師。文学博士(筑波大学)。日本民俗学会会員、日本口承文芸学会会員。第1回柳田国男賞受賞、第52回南日本文化賞受賞。著書多数。近著に、『田の神と森山の神 隼人の国の民俗誌�』『御田植祭りと民俗芸能 隼人の国の民俗誌�』(岩田書院)『南九州の伝統文化�』『同�』『奄美、トカラの伝統文化』(南方新社)がある。

型番 4-86124-060-3

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,760円)
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