1,000円(税込1,100円)
【芳 即正/著】
薩摩藩による激しい弾圧・拷問の中でもかくれ念佛を拝み、信仰を貫き通す真宗信者の姿を、歴史学の第一人者、芳即正が明らかにする。切り花販売量が全国一の鹿児島県。その秘密は真宗禁制の歴史に隠されていた。
南方ブックレット3 権力に抗った薩摩人 鹿児島県新聞史、明治初期・鹿児島県政党史、鹿児島県農民運動史
1,000円(税込1,100円)
【芳 即正、松永明敏/著】
明治期、「生きて奴隷の民たらんより、死して自由の鬼となれ」と訴えた鹿児島新聞。やがて資本家が登場、「議(ぎ)を言わぬ」農民も大きく姿を現してくる。明治維新では薩摩人が中央政財界に華やかに登場した。
南方ブックレット6 西郷に抗った鹿児島士族 ―薩摩川内平佐の民権論者、田中直哉―
1,000円(税込1,100円)
【尾曲 巧/著】鹿児島士族がこぞって西南戦争に臨んだわけではない。親族、親兄弟が敵味方に分かれる事態を避けるために、西郷の決起を阻止しようと動いたのが、川内平佐の郷士・田中直哉であった。田中は、戦前、浄土真宗解禁を実現し、戦後は民権論者として県会議員を務めた鹿児島の誇るべき俊英である。
南方ブックレット10 北朝鮮墓参記―リンゴの花咲くふるさと、昔と今―
1,200円(税込1,320円)
【岩元昭雄著・鹿児島子ども研究センター編】北朝鮮で出生、幼少期を過ごした著者は、敗戦後1年で9人の家族のうち4人を失う。特に父と祖母は火葬もできず捨てるように埋めてきた。鹿児島に引き揚げてから70年余。今あらためて平和が問われる。
1,300円(税込1,430円)
【安川周作/著】大航海時代には諸外国と日本を繋ぐ玄関口であり、幕末から明治にかけてはアジア最大の工業地帯となった鹿児島・薩摩。造船や反射炉建造などの軍需、紡績やガラス・食品加工などの民需、教育、暮らし─。西洋文明をコピーしたからではない。武士だけでなく庶民の知識レベルも高く、機械動力以外の技術力も優れていた。その素地のもと斉彬と遺志を継ぐ人々の行動で、世界に類を見ない速さで近代化が達成された。その豊かな歴史と魅力をいま、教育関係者や未来ある若者に伝えたい。
1,500円(税込1,650円)
SOLD OUT
【寺尾美保/著】
篤姫のことを調べようと思っても、大人の本ばかりで難しくて困っている小中学生の皆さんへ。鹿児島・島津家が開設した歴史博物館、尚古集成館の学芸員が、やさしい言い回し、総ルビで書き下ろしました。
1,500円(税込1,650円)
【朝日新聞鹿児島総局/編】
「丸十」800年、未だ健在なり。大好評のNHK大河ドラマ「篤姫」で、注目を集めている島津家。本書は島津家当主や、家臣たちの「いま」を追った、朝日新聞鹿児島版の人気連載を1冊にまとめたものである。
1,500円(税込1,650円)
【薩軍城山帰還路調査会/編】
1877年(明治10年)維新の余韻覚めやらぬ頃に勃発した西南戦争。その全容はいまだ明らかにされてはいない。本書は、西郷隆盛を擁する最後の激戦地となった城山までの四日間の足どりを現地踏査にて明らかにする。
1,600円(税込1,760円)
【台明寺岩人/著】
江戸末期、薩摩藩の500万両という天文学的な借金を、にせ金の鋳造、密貿易、黒糖の専売、ありとあらゆる方法を駆使して解決した調所広郷。維新の舞台裏を支えた名家老と、英君の誉れ高い斉彬の意外な素顔に迫る。
1,600円(税込1,760円)
【台明寺岩人/著】
九州制覇を狙う島津と、秀吉軍の攻撃、朝鮮出兵、そして関ヶ原……。伊集院忠棟、忠眞の非業の死。この激動の時代を生き延びた島津家の隠された歴史。本書では、初代藩主島津家久(忠恒)の素顔を追う。
1,600円(税込1,760円)
【台明寺岩人/著】
連続する当主の死、不可解な相続劇、切り捨てられた守護代、いろは歌の真意とは……。加世田城攻略、野馬台詩、茶会めぐり、鉄砲伝来の話題とともに、梟雄・忠良の闇を晒し、ここにその実像が現れる。
1,600円(税込1,760円)
【名越 護/著】
江戸期、藩米千四百石を満載した薩摩船・永寿丸が姿を消した。10 カ月の漂流の末、千島列島のハルムコタン島に漂着する。乗組員25 人中、生存者わずか3 名。極限の世界を生き延びた術を克明にたどる。
1,600円(税込1,760円)
【来原慶助/著、芹沢武光/編】
アジアの小国日本が、大国ロシアを破った日露戦争。その最大の功労者は、寡黙な薩摩人黒木為楨であった。本書は、日露戦争でロシア軍に「クロキンスキー」と恐れられた孤高の軍人、黒木為楨を知る格好の一冊である。
大西郷の夢 The dream of Great Saigo
1,600円(税込1,760円)
【村本正博/著】NHK大河ドラマ『西郷どん』で、ひと際注目を集める西郷隆盛。これを機に、英訳付きの伝記が登場する。日本の偉大な革命家、西郷隆盛の本当の姿、夢を世界の人々に知ってほしい。
1,600円(税込1,760円)
【安川周作/著】学問を軽視し、格式にこだわる頑迷な薩摩の風土。藩の中枢役人たちも仕事より酒量を競う有り様。上級武士に人材なしとされる薩摩で、いかにして近代国家の礎を築き、西郷・大久保ら多くの偉人を輩出させたのか? 斉彬と接した語り部たちの証言から明らかにしていく。
1,700円(税込1,870円)
【西田 実/著】
明治維新の立役者、西郷隆盛にまつわる数々の逸話集。逸話を通してその人間像を浮き彫りにする。昭和49 年発行のものを復刊。明治、大正、昭和と、教育者として生涯を送った筆者の自伝「山あり谷ありき」を併録。
1,800円(税込1,980円)
【中村明蔵/著】
古代の日中交易には、未だ数多くの謎が残る。遣唐使船航路、鑑真の肥前鹿瀬津上陸は作られた歴史だった―。遣唐使船の南島路への実態と鑑真和上の日本での足取りを、 史料をくまなく検証する。
1,800円(税込1,980円)
【渡辺宏/著】
万延元年(1860年)3月3日、水戸藩士を中心とした未曾有の暗殺事件が起きた。武士封建社会を揺るがす契機となった桜田門外の変に、薩摩から単身加わり23年の短い生涯を閉じた青年、有村次左衛門がここに甦る。
1,800円(税込1,980円)
【五代夏夫/著】
日本の近代黎明を告げた薩摩。明治維新の立役者たちの知られざる物語を中心に、丹念に資料を掘り起こした秘話84 編で構成される。豪傑たちが織りなす歴史絵巻。著者は、薩摩文学の第一人者・五代夏夫氏。
1,800円(税込1,980円)
【青屋昌興/著】
西郷隆盛、勝海舟、坂本龍馬―。この3人の出会いがなければ、江戸城無血開城も明治維新もなかった。幕末から明治維新にかけての日本の夜明けを、薩長同盟、西南戦争などの「事件」の背景を辿りながら丹念に描く。