日本の産業革命と薩摩

鹿児島・薩摩がなければ、
今の日本はなかった!

大航海時代には諸外国と日本を繋ぐ玄関口であり、幕末から明治にかけてはアジア最大の工業地帯となった鹿児島・薩摩。
造船や反射炉建造などの軍需、紡績やガラス・食品加工などの民需、教育、暮らし─。西洋文明をコピーしたからではない。武士だけでなく庶民の知識レベルも高く、機械動力以外の技術力も優れていた。その素地のもと斉彬と遺志を継ぐ人々の行動で、世界に類を見ない速さで近代化が達成された。
その豊かな歴史と魅力をいま、教育関係者や未来ある若者に伝えたい。


■内容(目次より)

第1章 鹿児島と島津家
第2章 江戸幕府の統治
第3章 島津斉彬の危惧
第4章 日本を変えるにはまず薩摩から
第5章 集成館事業
第6章 国政への関与と突然の死
第7章 国政の混乱と久光の登場
第8章 ハプニングから起きた薩英戦争
第9章 久光、幕府支援から対立に変化
第10章 明治維新
エピローグ〈その後の薩摩〉


\優しく丁寧に書かれた新しい歴史入門書/

鹿児島に住む人、
鹿児島を愛す人にこそ
知ってほしい!

著者 安川周作
判型、他 四六判 142ページ

著者紹介

安川周作(やすかわ・しゅうさく)

1953年生まれ、兵庫県神戸市出身。
京都大学法学部卒業後日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行、2003年より千葉黎明高校(千葉県八街市)に出向し4年間校長を務める。その後株式会社アンビシャス専務を経て、2010年株式会社島津興業に勤務、2021年まで役員として島津家別邸仙巌園を統括。退職後は文筆業。
2016年〜2021年には放送大学非常勤講師となり、鹿児島学習センターの面接授業「島津斉彬の集成館事業」を共同担当、斉彬の人材育成やマネジメントについての講義を行う。
著書『校長は興銀マン』(学事出版)、『語られた歴史 島津斉彬』(南方新社)、『語られた歴史 島津久光』(南方新社)。

型番 978-4-86124-515-2

定価 (販売価格)

1,300円(税込1,430円)
購入数


お知らせ


ブログ・からいも畑から


下田写真帳


メールマガジンで新刊案内をお送りさせていただきます

Top