1,800円(税込1,980円)
【南日本新聞社/編】
戦後、食糧事情が悪化する中、糧を得んと山野に挑んだ3 万人の人々がいた。本書は、満州移民政策を盛り込みながら、与論開拓団、開拓畜産、高原酪農を軸に戦後開拓の実像を明らかにし、「生きること」の原点を標す。
1,800円(税込1,980円)
【風間三郎/著】
本営大砲隊・久米清太郎の7 カ月におよぶ日記「久米家文書」に光を当てた労作。着色された英雄譚ではなく、従軍を余儀なくされた一下級士族が記した知られざる西郷軍の実像。西南戦争への新たな視点を拓く。
1,800円(税込1,980円)
【中村明蔵/著】
民衆・薩摩隼人は常に外来・島津武士団の過酷な支配のもとにあった。八公二民の年貢、門割制度、皆無に近い庶民教育、一向宗禁制……。驚愕すべき農奴的支配である。近世・近代の民衆支配の実態を探った初の単行本。
鹿児島古寺巡礼 島津本宗家及び重要家臣団二十三家の由緒寺跡を訪ねる
1,800円(税込1,980円)
【川田達也/著】怪しく光る黄色い墓塔、立派な石燈籠の数々、それらが醸し出す雰囲気。全てが美しい。鎌倉期より鹿児島を統治してきた島津本宗家と重要家臣団23家の由緒寺跡墓所の写真を展開する。それと共に、各家の由来を解説し、略系図も付した。島津家を概括する格好の手引書である。
1,800円(税込1,980円)
【八木幸夫/著】鹿児島・宮崎の南九州では、江戸中期から豊作、子孫繁栄を祈願して多くの田の神石像が祀られてきた。ほとんどの村々で田を見渡す所にその姿を見ることができるほどだ。他の地域では見られない南九州独自の民間信仰である。これまでに確認されている2000体以上の中から、本書では特筆すべき110体を紹介する。
1,800円(税込1,980円)
【安川周作/著】後世の作家らから、暗愚の貴公子、頑固者などと位置づけられた島津久光。実は、兄斉彬の国元で唯一のブレーンであった―。斉彬の死後も遺志を継ぎ、国父として率兵上京。勅命を得て、幕政を改革した久光こそが明治維新の最大の功労者なのである。
1,800円(税込1,980円)
【岩川拓夫・東雲ののか/著】1800年代、鹿児島の人々は日本の最先端の知識や技術を持ち、政治や経済、外交の分野で最前線に立った。西郷隆盛や大久保利通だけではなく、多くの人々が一丸となって時代を切り拓いた鹿児島の歩みを紹介する一冊。挑戦の過程で生み出された事件や、当事者の悩み、失敗、無限の選択肢。これらを理解しようとするとき、きっと歴史は面白く、魅力的なものに思えるだろう。
1,800円(税込1,980円)
【原口 泉/著】著者とNHK鹿児島放送局が6年の歳月をかけてテーマを定め、歴史的事実を掘り起こした番組を制作。それを開局50周年を機に一冊にまとめた。維新の地、鹿児島を知る格好の書と爆発的人気を博した。新たに奄美、沖縄関係8編を加え復刊する。
2,000円(税込2,200円)
【矢野宏治/著】
半年にも及んだ最後の内戦・西南戦争で、西郷隆盛の度重なる窮地を救ったのは、智将にして猛将、邊見十郎太であった。西郷軍の中でも突出した天才、弱冠29歳の最年少隊長・ 邊見十郎太の生涯が、今初めて明かされる。
2,000円(税込2,200円)
【日吉人物伝刊行会編/著】
2005年、日吉町は伊集院町・東市来町・吹上町と合併し、新たに日置市として発足した。山下弥七郎、野村直邦、古垣鉄郎……。本書は、日置、吉利に生を受け、国の内外で活躍した人物の足跡を記録したものである。
2,000円(税込2,200円)
【古閑 章/著】
NHK大河ドラマ「篤姫」、TBS木下圭介アワー「女と刀」。薩摩という特殊な風土が二人のヒロインを生んだ。時代を超えた薩摩おこじょ。本書では、天璋院篤姫と権領司キヲの、二人のパワーの源を探る。
2,000円(税込2,200円)
【名越 護/著】
明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐は、鹿児島においては早くも幕末に始まった。1066 の寺、2964 人の僧、全てが還俗し、歴史的な宝物はことごとく灰燼に帰し、現存する文化財は全国最少クラスの不毛である。
2,000円(税込2,200円)
SOLD OUT
【徳永和喜/著】
そのとき薩摩は、日本で唯一、東アジア世界と繋がっていた―。最大の朱印船大名・島津氏、鎖国下の密貿易、討幕資金の調達、東アジア漂流民の送還体制……。様々な事例から、海に開けた薩摩の実像が浮かび上がる。
2,000円(税込2,200円)
【安藤 保/著】
幕末から明治の激動期、西郷や大久保らを輩出した薩摩藩独自の教育組織「郷中教育」は、戦国期から400 年もの間連綿と続いた。本書は、薩摩藩における武士子弟教育の変遷をたどり、郷中教育の実態を明らかにする。
2,000円(税込2,200円)
【中村明蔵/著】
702年薩摩国、713年大隅国が相次いで建国された。東北の蝦夷、北海道のアイヌ、島津軍に抵抗した奄美、沖縄とともに誇り高き抵抗の民、南九州先住民隼人。本書では、彼らはいかにして朝廷に征服されたのかを探る。
2,000円(税込2,200円)
【名越 護/著】
平安末期、武家政治に道を開いた「北面の武士」というエリートだった西行。しかし、23歳の若さで出家し、どこにも属さず、歌と仏道を歩む「数寄者」として終生過ごした。漂泊の自由僧西行が追求した自由を探る。
2,000円(税込2,200円)
【麓 純雄/著】へえー、そうだったの。あった、だよねー。まで、話題満載。県都の歴史を、旧石器時代から、現在に至るまで丁寧に解説。県民の3分の1を占める鹿児島市民必読の書。
2,000円(税込2,200円)
【栄村顕久/著】四兄弟は、武勇、知略に優れ念願の三州(薩・隅・日)統一を果たし、さらに、大友、龍造寺を撃ち破り、九州全域をほぼ手中に収めた。本書は『島津国史』『薩藩旧記雑録』などの史料に基づいて、四兄弟の足跡を忠実にたどる。
2,000円(税込2,200円)
【麓 純雄/著】鉄砲・キリスト教の伝来、薩英戦争、西南戦争──。鹿児島は歴史の転換点となる数々の出来事の舞台となってきた。 本書は、鹿児島県の歴史を元・小学校長が高校日本史の教科書を分析し、「日本史の中の鹿児島県」の歴史をテーマごとにわかりやすく解説する。
2,000円(税込2,200円)
【桐野作人/著】相良金次郎は薩摩藩の与力という低い身分ながら、野太刀自顕流の使い手だった。藩内結社・精忠組の巨頭、有馬新七の弟子であり、その抜群の剣技によって、薩摩藩の若き家老、小松帯刀の窮地を救う。小松は恩人金次郎を家来にし、密命を与える。それは奄美から帰還した西郷吉之助を監視することだった──。幕末の京都に乗り込む島津久光率いる薩摩藩。師匠有馬を失う寺田屋事件という悲劇を乗り越え、小松の薫陶によって成長する金次郎。幕末の激動に身を投じた金次郎と小松帯刀の活躍を描く秘録巨編。