薩軍城山帰還路調査 ―城山帰還最後の四日間―

薩軍が城山に至る最後の四日間

1877年(明治10年)維新の余韻覚めやらぬ頃に勃発した日本最後の内戦、西南戦争。7ヵ月に及んだ戦争の全容はいまだ明らかにされてはいない。
本書は西郷隆盛を擁する最後の激戦地となった城山までの四日間の足どりを現地踏査し、初めて明らかにする。

内容(目次より)

口 絵 薩軍の城山帰還路
第1章 調査メンバー・調査方法等
第2章 薩軍の城山帰還路
 1.薩軍の城山帰還路の概要
 2.明治10年8月29日、吉松・栗野へ
 3.明治10年8月30日、栗野から横川・牧園へ
 4.明治10年8月31日、牧園から溝辺・山田・蒲生・吉田へ
 5.明治10年9月1日、鹿児島へ
第3章 調査余話/古道調査の方法ほか
第4章 資料編
 1.城山帰還路・城山での死傷者数
 2.城山帰還途中離脱の実態
 3.西南之役懲役人数(鹿児島城下及び近在の分)
 4.城山帰還路での戦死者
 5.城山帰還路での官軍側戦死者
 6.戦闘地域別薩軍戦死者
 7.戦死者数

その足どりを、初めて明らかにする。

著者 薩軍城山帰還路調査会編
判型、他 B5判 71ページ

著者紹介

平田信芳(79歳)/鹿児島地名研究会世話役、元高校歴史教諭

二見剛史(70歳)/志學館大学名誉教授、鹿児島県文化協会長

上野堯史(67歳)/元高校歴史教諭

米原正晃(66歳)/鹿児島県民俗学会員

川野雄一(61歳)/元高校歴史教諭

内山憲一(55歳)/銀行員・登山家、可愛嶽〜鹿児島の踏査を経験

型番 978-4-86124-177-2

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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