春夏秋冬 いのちを語る

文明を超越した祈りの詩人 山尾三省

本書は山尾三省が逝去の約2年前から前年にかけて、鹿児島市で行った4回の講演を元に再構成。
屋久島に移住し、農民、信仰者、詩人として生きた著者が静かに語りかける。

内容(もくじより)

春−1999年4月
夏−1999年7月 
秋−1999年10月
冬−2000年1月

さまよえる現代に遺した最期の言葉

著者 山尾三省・著 堂園晴彦・編
判型、他 A5判並製 162ページ

著者紹介

山尾三省(やまお さんせい)

1938年、東京・神田生まれ。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。77年、家族と共に屋久島の一湊白川山に移住。田畑を耕し、詩をつくる暮らしを続ける。2001年8月28日逝去。
『聖老人』『びろう葉帽子の下で』『アニミズムという希望―講演録・琉球大学の五日間』『祈り』(野草社)、『三光鳥』(くだかけ社)、『日月燈明如来の贈りもの―仏教再生のために』(水書房)ほか著書多数。

堂園晴彦(どうぞの はるひこ)

1952年、鹿児島市生まれ。慈恵会医科大学卒。医学博士。国立がんセンター勤務後、91年、父の診療所を継いで在宅ホスピスを開始。96年、堂園メディカルハウスを建てホスピスケアを全国に先駆け開始する。学生時代に寺山修司の「天井桟敷」に在籍し薫陶を受ける。
著書に『それぞれの風景』(日本教文社)、絵本『水平線の向こうから』(PHP研究所)、共著『医食農同源の論理』(南方新社)。

型番 978-4-86124-137-6

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,760円)
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