奄美群島植物目録

奄美群島の植物最新情報、
2130種を網羅する。

世界自然遺産に登録された奄美群島は、ここ十数年で新種、新記録種の発見が相次ぎ、外来種も多くみられるようになった。本書は、北琉球に位置する奄美群島の植物最新情報2130種を、APG分類で網羅した根本基礎資料である。詳細調査に基づく島ごとの分布、花期、利用状況も加えた。

■内容（目次より）

凡例
目録の見方
本目録で扱う分布
利用

2130種目録
　シダ植物
　裸子植物
　被子植物
　　単子葉類
　　真正双子葉類

索引

奄美群島の植物理解の根本基礎資料

著者	田畑満大
判型、他	Ｂ5判（大型本）、248ページ

著者紹介

田畑満大（たばた・みつたけ）

1935年、鹿児島県天城町生まれ。1960年、瀬戸内町立薩川小に勤務。奄美群島各小を経て、1996年、名瀬市立小宿小退職。2016年、環境大臣表彰。カケロマカンアオイ、ユワンドコロ、アマミナキリスゲ、アサトカンアオイなどの新種を発見。環境省希少野生動植物種保存推進員、奄美市文化財保護審議委員等を務めた。
共著に「天城町誌　自然編」（1978年、天城町）「奄美群島の野生植物と栽培植物」（2018年、南方新社）「徳之島町史　自然編」（2021年、徳之島町）ほか。