【品切れ】加計呂麻島 ヨーゼフ・クライナー撮影写真集


●この本の販売は終了いたしました●

貴重な20世紀の記録

今から半世紀前、一人のオーストリアの民族学者、ヨーゼフ・クライナーが来日した。日本民俗学の生みの親・柳田國男が彼に話したのは、「日本文化の起源は南方で、時の節目に海の彼方から来訪神を迎え、豊穣を約してもらい、感謝して海の向こうに送り届ける。村を守る常在の神もいる。そんな世界観と信仰が、いまなお色濃く残っているのは、奄美・加計呂麻島だ」ということだった。
柳田の勧めで、早速この島を訪れたヨーゼフは、島の人々の暮らしと、神祭りのすべてを記録していた。

奄美の原郷、それは日本の原郷でもあるのだが、最深部加計呂麻島の貴重な写真の数々を、長い眠りの時を経て一挙公開する。

当時はまだ珍しいカラーフィルムでの撮影も多く、ノロや神事が鮮明な画像で記録されており、学術的にも貴重な資料として高く評価されている。


内容(目次より)

1.古仁屋、そして加計呂麻島へ
2.島の風景、出会った人々
3.与路島
4.ノロの祭りと聖地
「刊行に寄せて」瀬戸内町長 鎌田愛人
「加計呂麻の思い出」ヨーゼフ・クライナー

240点の写真を収録


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著者 ヨーゼフ・クライナー
判型、他 A4判変型 200ページ

著者紹介

ヨーゼフ・クライナー Josef Kreiner

1940年、オーストリア生まれ。1961〜1963年、東京大学東洋文化研究所(文部省交換留学生)。ヴィーン大学主任教授、ボン大学主任教授、法政大学特任教授等を経て、現在、ボン大学名誉教授、東京国立博物館客員研究員、法政大学国際日本学研究所客員所員。著書に『世界の沖縄学─沖縄研究50年の歩み』(芙蓉書房出版)、『南西諸島の神観念』(住谷一彦との共著、未來社)、『日本民族学の戦前と戦後─岡正雄と民族学の草分け』(編著、東京堂出版)など多数。

型番 978-4-86124-348-6

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
SOLD OUT

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