南日本の民俗芸能誌 全県編(南日本の民俗文化誌6)

南日本の重要民俗芸能を網羅

棒踊り、八月踊り、疱瘡踊りなど、およそ1000種あるという鹿児島の芸能。
本書は、著者が県内をくまなく訪ね調査し、鹿児島の芸能を全般的に解説するものである。丁寧な聞き取り、細やかなイラスト、豊富な写真を用いて、様々な種類の民俗芸能の実態を記し、その由来や淵源を明らかにしていく。


内容(目次より)

第一章 南日本の民俗芸能概観
第二章 南九州の神舞
第三章 南九州の稲作芸能
第四章 南九州の太鼓踊り成立考
第五章 南九州疱瘡踊りの魅力
第六章 奄美の八月踊りと大隅の八月踊り
第七章 東郷文弥節人形浄瑠璃
第八章 南日本の民俗芸能から
第九章 薩摩半島南部の民俗芸能

平成26年度民俗芸能学会本田安次賞特別賞受賞

著者 下野敏見
判型、他 A5判上製本 390ページ

著者紹介

下野敏見(しもの としみ)

1929年、鹿児島県南九州市知覧町生まれ。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授を勤む。文学博士(筑波大学)。日本民俗学会会員、日本民具学会会員、日本口承文芸学会会員、日本芸能学会会員。
第1回柳田国男賞受賞。第52回南日本文化賞受賞。

型番 978-4-86124-309-7

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
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