子ヤギのいる学校に行きたい―熊本「個人学習診断テスト」七年戦争―

親と教師が見つけた
理想の学校

それは、細川護煕知事(当時)のツルの一声で始まりました。「なんでも一番、東大合格者も日本一」。いわゆる「熊本の日本一づくり」です。
真に受けた県の教育委員会が思いついたのは、マークシート方式の県下一斉テスト。「個人学習診断テスト」と称するものでした。県内でとてつもない競争状態を作り出しながら学力アップを図ろうという、まさに行き着く果てのテストでした。
しかし、現場教師、親、子どもたちからブーイングが続出。ついに2千人の受験拒否者を出すという、前代未聞の事態へと発展していったのです。(はじめにより)


2千人の受験拒否者

内容(目次より)

第1章 「子どもたちの今」
第2章 「子ヤギのいる学校」
第3章 「ドキュメント・熊本テスト七年戦争」
第4章 「熊本市教育委員会の選択
第5章 「裁判奮戦記」
第6章 「二十一世紀への提案 学校の再生」
年表

編者 刊行委員会
判型、他 四六判 266ページ
型番 4-931376-28-2

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,760円)
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