それでもあなたは原発なのか

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日本を代表する論客12人の、渾身の講演記録

原子力ムラをはじめとする一部の人々は、未だに原発にしがみついている。まるで事故などなかったかのように──。
1980年代後半から3.11を経た2013年まで、作家、学者、ジャーナリスト、医師らの講演記録を収録する。

何が起こっても責任を取らず、水に流し、火にかけてしまう者たちを前にして、それでもあなたは原発を選ぶのだろうか。(「あとがき」より)

内容(目次より)

第1章 「3.11」以前
 原発は誰のために動いているか/広瀬隆
 不気味な“巨象”静かに/玄海原発ツアー
  玄海プルサーマルは「生体実験」/広瀬隆、藤田祐幸
第2章 「3.11」以後
  原発が1基もない日本に/広瀬隆
 原発の危険性、訴えて40年/小出裕章
 次代はコンバインドサイクル/新大分発電所
 闇に消されていく被曝労働者/樋口健二
 脱原発、福島からのメッセージ/石丸小四郎
 「3.11」この日のために生きてきた/佐藤幸子
 ふくしま共同診療所の拡充を/椎名千恵子
 九州から福島の声を上げて/宇野朗子
 「プロメテウスの罠」が暴く事実/依光隆明
第3章 内部被曝を突く
  チェルノブイリと福島の懸け橋に/パーベル・ブドビチェンコ
  震災がれきは受け入れるな/青木泰
 内部被曝の影響を米独の医師が射ぬく/全国縦断ツアー
  問題を投げかける震災がれき/分かれる民意
 内部被曝の見えない恐怖/松井英介
 脱原発へ「ブンブン」飛ぼう/鎌仲ひとみ

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著者 林田英明
判型、他 四六判 201ページ

著者紹介

林田英明(はやしだ ひであき)

1959年、福岡県門司市(現北九州市)生まれ。明治大学文学部卒業。毎日新聞西部本社編集制作センター(校閲グループ)在勤。著書に『戦争への抵抗力を培うために』(2008年、青雲印刷)、共著に『不良老人伝』(2008年、東海大学出版会)。毎日新聞校閲部編の共著に『新聞に見る日本語の大疑問』(1999年、東京書籍)、『読めば読むほど 日本語、こっそり誇れる強くなる』(2003年、東京書籍)がある。

型番 978-4-86124-292-2

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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