家族生活教育人の一生と家族 第2版

家政学界注目の書、ついに完訳

本書は,著者パウエル博士が「家族生活教育問題に関する科目にふさわしい教科書が見あたらなかったため,この本を書いた」と記しているように,家族生活教育に関して体系的に記述した米国で最初の著作である。本書は,家族生活教育のテキストとして,数多くの大学で長年使用されている。
子育て,虐待,ひきこもり,失業,仕事,貧困,DV,介護,医療,自殺……。家族をめぐる様々な問題に対する予防的,教育的,実践的な書でもある。

米国で家政学のテキストとして、数多くの大学で長年使用

内容(目次より)

第1部 家族生活教育という分野
 第1章 家族生活教育とは何か
  第2章 成長しつつある専門・専門職
第2部 家族生活教育の実践
 第3章 理論と実践の関連
 第4章 参加者のニーズに取り組む
  第5章 グループ・プロセスを理解する
  第6章 プログラム設計
 第7章 家族プログラムの評価
第3部 家族生活教育の場面
 第8章 性教育の基礎
 第9章 性教育へのアプローチ
  第10章 結婚前教育と結婚教育
 第11章 親教育
 第12章 さまざまな設定とプログラムの適合化
 第13章 家族生活教育の国際的展望

著者 レイン・H・パウエル、ドーン・キャシディ
監訳 倉元綾子、黒川衣代
判型、他 A5判 411ページ

監訳者紹介

倉元綾子(くらもと あやこ)

1955年生まれ。1984年大阪市立大学医学部大学院医学研究科生理系生化学修了(医学博士)。鹿児島県立短期大学生活科学科・准教授。著書「家族生活支援の理論と実践」(共著,2012,日本家政学会家政教育部会),『家政学再考―アメリカ合衆国における女性と専門職の歴史』(翻訳,2002,近代文芸社),『アメリカ・ホーム・エコノミクス哲学の歴史』(翻訳,2005,近代文芸社)ほか

黒川衣代(くろかわ きぬよ)

1956年生まれ。1993年米国パデュー大学大学院修士課程児童・家族学修了(Master of Science)。鳴門教育大学大学院学校教育研究科・教授。著書「家族生活支援の理論と実践」(共著,2012,日本家政学会家政教育部会),『家族援助論』(共著,2008,ミネルヴァ書房)ほか

型番 978-4-86124-281-6

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
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