屋久島維管束植物目録 2026年版

東アジアの最重要地点
世界自然遺産の島
植物の聖地・屋久島

この小さい島に、日本の植物の1/3に近い1800種類の植物が生息する。まさに生物多様性の宝庫である。50種類以上の固有種、今も次々と新種が発見される。60年にわたって日本列島、琉球弧、中国、東南アジア、台湾を踏査した著者が、屋久島の植物を総覧する。

本書は、屋久島維管束植物総覧の目録として刊行する。「鹿児島県の維管束植物分布図集−全県版−」(鈴木ほか、2022)収録の屋久島産1844分類群をピックアップ、シノニムや明らかな誤記録を削除整理し、2026年3月時点で新たに確認・発見された種(分類群)を加えた約1800分類群をリストアップした。第�機銑鹸�紹介項目に対応する頁を示す。

■目録概要

はじめに/作り方/生育地情報/リストの見方/目録における主要参考文献/屋久島維管束植物目録(2026年版)/全5巻総索引


■本書を推薦します

金谷整一(森林総合研究所)
久山 敦(咲くやこの花館元館長)
鈴木英治(鹿児島大学名誉教授)
邑田 仁(東京大学名誉教授 元・日本植物分類学会会長)
横田昌嗣(琉球大学名誉教授)
古賀顕司(屋久島公認ガイド)
柴 嘉亮(恵命堂代表取締役社長)
杉下智彦(屋久島尾之間診療所所長)
手塚賢至(屋久島照葉樹林ネットワーク代表)
山下浩一郎(南日本放送報道制作局次長)

屋久島が宝の山であるように、この本も宝の山
―――(東京大学名誉教授 元・日本植物分類学会会長)邑田 仁氏

著者 田金秀一郎・青山潤三・駒田夏生・鈴木英治
判型、他 A5判、165ページ

著者プロフィール

田金秀一郎(たがね・しゅういちろう)

1980年、山口県生まれ。鹿児島大学総合研究博物館准教授。九州大学生物資源環境科学府にて博士号(農学)を取得。専門は植物分類学。学位取得後は東南アジアの植物の多様性に魅了され、植物分類学の道へ。屋久島の植物との関わりは約20年前に全島レベルでの植物調査に参加したことにはじまる。

青山潤三(あおやま・じゅんぞう)

1948年、神戸市生まれ。「ギフチョウ」(あかね書房・科学のアルバム、1987)「小笠原〜緑の島の進化論」(白水社、1998)「中国のチョウ〜海の向こうの兄弟たち」(東海大学出版会、1998)「屋久島〜樹と水と岩の島を歩く」(岩波ジュニア新書、2008)「中国蝶類図鑑」(南方新社、2025)ほか著書多数。

駒田夏生(こまだ・なつき)

1993年宮崎県生まれ。広島大学先進理工系科学研究科助教。京都大学大学院農学研究科にて博士(森林科学)を取得。専門は植物分類学・植物生態学。日本のほか、東南アジア各国やマダガスカルの様々な生態系にて、植物多様性や生態系の自然史解明に取り組んでいる。

鈴木英治(すずき・えいじ)

1953年、静岡県生まれ。鹿児島大学国際島嶼教育研究センター特任教授。専門は植物生態学。1979年大阪市立大学理学研究科退学、1979年鹿児島大学教養部講師、2018年同学理学部退職。著書に『奄美の生物多様性と人々の暮らし』(2026年編著、南方新社)など。

型番 978-4-86124-567-1

定価 (販売価格)

2,800円(税込3,080円)
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