【9月中旬刊行・ご予約受付中!】田中一村 流謫の画家 Painter's Own Banishment

一村をつくりあげた
千葉での葛藤の日々を描く

権威的な画壇から離れ、奄美行きを決断し画業を奄美で開花させた一村。
その全生涯を知るとき、中央画壇に認められることを望み、もがき続けた千葉時代が重要な位置を占める。
本書は、姉・喜美子と過ごした千葉での葛藤の日々を描き出す。


■内容(目次より)

第一章 白衣観音図
第二章 白い花
第三章 蒼然暮色
第四章 秋晴
第五章 花と軍鶏
第六章 岩戸村

奄美に至る道程

●奄美で生まれた傑作は、いつ、どこを描いたのか──。
奄美に移ってからの一村を描いた『田中一村 かそけき光の彼方』(2024年刊行)の前篇。


著者 荒井 曜
判型、他 四六判 220ページ

著者紹介

荒井 曜(あらい・あきら)

群馬県前橋市生。多摩美術大学卒業後1983年から映画産業に従事し、1995年に独立して起業、映画配給、製作などの実績、記録を残す。一方、荒井曜の筆名で映画・美術評の執筆を始め、この文筆活動は、2011年文学賞受賞によって小説家デビューに結実。作家としては、デビュー作『慈しむ男』『水上の光』『ヴィレッジ』他を上梓。『田中一村 かそけき光の彼方』は、新たなる作家活動の方向を決めるリ・デビュー作となる。本作『田中一村 流謫の画家』は、その前に執筆されていた前篇であり、それぞれに独立した構成でありながら、田中一村についての二部作として完結している。

型番 978-4-86124-540-4

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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