新薩摩学11 郷愁の文学者 古木鐵太郎作品集・郷土文学篇

埋もれた郷土の小説家
古木鐵太郎を掘り起こす。

 鹿児島の地で始まった学術的研究「新薩摩学」。
 2002年に始まったこのシリーズも、2014年ついに第10巻を刊行し、第I期が完結した。
 第II期の幕開けを告げる本書は、郷愁の文学者、古木鐵太郎の作品集である。これまで、「薩摩」をキーワードに、西欧との関わり、薩摩じたいの歴史・文化・文学に注目してきたが、思い切って埋もれた郷土の小説家・古木鐵太郎を掘り起こし、その知られざる側面に光を当てる。

内容

第一部 古木鐵太郎をめぐって
 第一章 家族の中の古木鐵太郎
 第二章 郷愁の文学者・古木鐵太郎
第二部 古木鐵太郎作品集
  一  幼年時代  七  郁子
  二  父の夢   八  お藤さん
  三  姉     九  一瓢
  四  昔の人   十  少年
  五  廿前後   十一 橋の上
  六  昔日    十二 路上
  掲載作品初出一覧
  古木鐵太郎文学散歩

新薩摩学 第II期の幕開け!

編者 古閑 章
判型、他 四六判並製 296ページ

編者紹介

古閑 章(こが あきら)

1956年生。熊本大学大学院修了。鹿児島純心女子大学国際人間学部教授。国際文化研究センター所長。博士(文学)。著書『天璋院篤姫と権領司キヲ』、編著書『新薩摩学6・7・10』(以上、南方新社)、小説集『子供の世界』、『現代鹿児島小説大系1』(ジャプラン)ほか。

型番 978-4-86124-322-6

定価 (販売価格)

2,500円(税込2,750円)
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