新薩摩学10 もっと知りたい鹿児島

見逃されてきた文化的遺産の数々

鹿児島の地で始まった学際的研究「新薩摩学」。シリーズ10作目となる本書は、鹿児島にまつわるこれまで見逃されてきた文化的遺産の数々をテーマに取り上げる。
民間療法とシャーマニズム、日本初の博物館建設、海音寺潮五郎未刊作品集、スペイン闘牛に対比した徳之島闘牛、グリム初邦訳の菅了法……。数々の知られざる薩摩の財産に光を当てる。

新しい視座を提示する

内容(目次より)

第一章 南九州の民間療法とシャーマニズム/下野敏見
 第二章 日本の近代博物館と薩摩/荒田邦子
第三章 郷土・鹿児島における海音寺文学の可能性/古閑 章
第四章 鹿児島県徳之島の闘牛人気 私的見解/アンドリュー・ダニエルズ
第五章 先住民族研究から見える奄美研究の可能性/広瀬健一郎
第六章 川内の僧侶 菅了法とグリム童話/仙波玲子
第七章 聖名高等女学校/荒井聰子
第八章 ロンドン大学交流譚/犬塚孝明

編者 古閑 章、仙波玲子
判型、他 四六判 218ページ

著者紹介

下野 敏見(民俗学者)

荒田 邦子(鹿児島純心女子大学非常勤講師)

古閑  章(鹿児島純心女子大学国際人間学部教授)

アンドリュー・ダニエルズ(鹿児島純心女子大学国際人間学部講師)

広瀬健一郎(鹿児島純心女子大学国際人間学部准教授)

仙波 玲子(鹿児島純心女子大学国際人間学部教授)

荒井 聰子(鹿児島純心女子大学名誉教授)

犬塚 孝明(鹿児島純心女子大学名誉教授)

型番 978-4-86124-299-1

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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