新薩摩学9 知られざる近代の諸相

時代と苦闘した先人たち

西洋一辺倒の日本の近代成立期、日本文化の基層を描いた小説家、梶井基次郎。最年少の薩摩藩英国留学生で、異国の地でコスモポリタンとして生きた長沢鼎。薩摩における浄土真宗の解禁に尽力し、西南戦争阻止に奔走した民権論者、田中直哉。孫文とともに「革命三尊」と称えられた章炳麟。ほか、時代に先駆けて生きた東西両洋の人物を取り上げる。
 近代史の大きな流れの中では注目されることの少ない人々。だが、変革期のダイナミズムを知るには、舞台の影に潜むこれらの人々にも焦点を当てる必要がある。

知られざる英雄、俊才、偉人たち

内容(目次より)

第一章 梶井基次郎/古閑 章
第二章 長沢鼎/犬塚孝明
第三章 田中直哉/尾曲 巧
第四章 章炳麟/山根真太郎
第五章 バーナード・ショー/荒井聰子
第六章 ペーター・アルテンベルク/仙波玲子
第七章 ジラール・デザルグ/久木田英史

編者 仙波玲子
判型、他 四六判 346ページ

著者紹介

古閑  章(鹿児島純心女子大学国際人間学部教授)

犬塚 孝明(鹿児島純心女子大学副学長・教授)

尾曲  巧(鹿児島純心女子大学国際人間学部教授)

山根真太郎(鹿児島純心女子大学国際人間学部准教授)

荒井 聰子(鹿児島純心女子大学国際人間学部特任教授)

仙波 玲子(鹿児島純心女子大学国際人間学部教授)

久木田英史(鹿児島純心女子大学国際人間学部准教授)

型番 978-4-86124-256-4

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
購入数


お知らせ


ブログ・からいも畑から


下田写真帳


メールマガジンで新刊案内をお送りさせていただきます

Top