種子島民俗芸能集(南日本の民俗文化誌5)

中世から伝承された民俗芸能の宝庫、種子島。
失われた日本の原風景をここに再現する。

屋久島の東に位置し、かつては鉄砲伝来、今では宇宙の島として脚光を浴びる種子島。この島は、その平坦な地形が象徴するかのように、古来、外来の文化を受容し、消化してきた。
芸能について見れば、この一島に150余りの踊りがあり、しかも、ヤマト系・琉球系、また独自の芸能が入り交じり、多彩な芸能群になっている。
本書は、長年、種子島に居住した著者が、祭礼を見、150余の踊りを見て、その隊形、衣装、振り、歌詞を詳細に記録した、種子島民俗芸能の基本文献であるとともに、日本歌謡資料の金字塔である。

内容(目次より)

第一章 種子島民俗芸能の特色と魅力
第二章 種子島民俗芸能集
第三章 補遺

ひとつの島の150余種の踊り、歌詞。
驚異的な数。

著者 下野敏見
判型、他 B5判 上製本 209ページ

著者紹介

下野敏見(しもの としみ)

1929年、鹿児島県南九州市知覧町生まれ。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授を勤む。文学博士(筑波大学)。日本民俗学会会員、日本民具学会会員、日本口承文芸学会会員、日本芸能学会会員。
第1回柳田国男賞受賞。第52回南日本文化賞受賞。

型番 978-4-86124-161-1

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
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