笑岳寺公園物語

街中の公園で出会った
老人と子どもたち

宮島孝男さんが描くのは、近所の公園での子どもたちとの出会いや、昭和の田舎で育った自らの少年時代といった、ごくありふれた風景だ。だが、ありふれているがゆえに、日々の忙しない生活の中では見過ごされ、いつの間にか過ぎ去っていく風景でもある。その儚いものを掬いとる手つきと目線の�爐笋気靴記瓩�、宮島さんの真骨頂ではないだろうか。
読み終えたあと、身近な人や風景が少し愛おしく見えてくる――。そんな力を持った小説だと思う。

 (ライター・元文藝春秋編集者 伊藤秀倫)

■内容(目次より)

笑岳寺公園物語
令和の君たちへ 孝じいの昭和

読み終えたあと、
身近な人や風景が愛おしく見えてくる――。

著者 宮島孝男
判型、他 A5判、140ページ

著者プロフィール

宮島孝男(みやじま・たかお)

1954年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業。郷土作家。鹿児島を題材にノンフィクション、小説、エッセイ、コラムなどを執筆。主な著書に『どげんする?鹿児島』『海軍兵と戦争』『豊さんとヒヨドリ次郎の物語』、小論に「島尾敏雄と指宿そして宇宿」「海音寺潮五郎と指宿」などがある。「生き残ったもの 最後の責任」で第24回随筆春秋コンクール奨励賞、「西郷も大久保も喜んでいる」で第14回『文芸思潮』エッセイ賞社会批評佳作を受賞。

型番 978-4-86124-568-8

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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