【10月上旬刊行・予約受付中!】琉球弧の入墨 針突(ハヂチ) 復刻 奄美大島婦人の入墨研究 付 入墨の図

昭和初期の記録。
89年ぶり、待望の復刻。

琉球弧女性の重要な成人儀礼であった針突(ハヂチ)。
昭和初期、鹿児島県立大島中学校(現鹿児島県立大島高等学校)の生徒たちが夏期休暇中に出身集落に帰省し、自らの祖母たちの入墨を記録した。
本書では、奄美・沖縄各島における入墨の名称、施行の動機、方法、日数などの詳細を記録し、さらに個性豊かな紋様を持つ各島の入墨の図42図を収録。
ハヂチ文化の根源に迫り、その歴史を紐解く貴重な資料が89年ぶりに刻まれる。


■内容(目次より)

一 緒 言
二 入墨の名称について
三 入墨施行の動機について
四 入墨施行の年齢について
五 入墨の方法について
六 入墨に要する費用・日数等について
七 入墨の紋様について
八 入墨の起源
九 入墨と民謡
十 入墨の図
  第一圖〜第二十三圖 大島本島
  第二十四圖〜第三十圖 徳之島
  第三十一圖〜第三十四圖 喜界島
  第三十五圖〜第三十七圖 沖永良部島
  第三十八圖〜第三十九圖 與論島
  第四十圖 沖縄島
  第四十一圖 沖縄・宮古島
  第四十二圖 沖縄・八重山島
  ●各島の紋様42図を収録

この書の復刻により、ハヂチ文化に関心を持つ人々の表現の幅が広がるだけでなく、沖縄や奄美に根ざした歴史や文化をあらためて見直すきっかけになることが期待される。
――桑原季雄(鹿児島大学名誉教授)

編者 鹿児島県立大島中学校
判型、他 B5判並製、119ページ
型番 978-4-86124-542-8

定価 (販売価格)

2,800円(税込3,080円)
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