ジーファーの記憶 沖縄の簪と職人たち

琉球の技と心を伝える最後の生き証人
「金細工またよし」又吉健次郎氏を首里に訪ねて

何世紀もの長きにわたり沖縄の女たちの髪を彩った簪、ジーファー。
膨大な資料を辿り、那覇や糸満、京都、大分在住の関係者に取材を重ね、ジーファーと銀細工職人たちの姿を浮き彫りにする。


■内容(目次より)

第1章 記憶の舟に乗る
第2章 戦時下を生きたクガニゼークと女たち
第3章 誠松氏と誠敏氏、ふたりのクガニゼーク
【附録】 沖縄県公文書館の写真にジーファーを探す 1945-1966
第4章 ジーファーが、彼女たちの背中にそっと手を添える
第5章 「金細工またよし」七代目又吉健次郎氏、八十八年目の昔語り
第6章 かみがさしくせ

手に触れるジーファーのぬくもりを灯に、目の前の闇に一歩を踏み出せば、そこは少し昔の沖縄。 この島々の過去を漂い、旅をする。(本文より)

著者 今村治華
判型、他 四六判、362ページ

著者紹介

今村 治華(いまむら・はるか)

1973年東京都生まれ、大分育ち。旧東京水産大学卒業後、旅行会社にて島旅の企画や添乗等を担当。退社後、昆布漁や猪猟を取材して『島を旅する』(南方新社)、2003年からは石垣島で暮らし、『沖縄離島の島あそび島ごはん』(青春出版社)を上梓、共同通信社配信「南の島の大きな恵み」(全24回)を執筆。旅した島は129島。現在は那覇市在住。日本トランスオーシャン航空機内誌にて機内販売特集頁の特産品紹介の取材と執筆を担当。

型番 978-4-86124-465-0

定価 (販売価格)

2,600円(税込2,860円)
購入数


お知らせ


ブログ・からいも畑から


下田写真帳


メールマガジンで新刊案内をお送りさせていただきます

Top