「大石兵六夢物語」のすべて

痛快無比。薩摩の古典文学

薩摩に生まれた傑作。和漢の学識が随所にちりばめられつつ、意表をついた展開が胸躍らせる。この『大石兵六夢物語』には、数々の写本が存在するが、本書は江戸期の本来の形を再現することを目指した決定版である。

内容

第一部 『大石兵六夢物語』の世界第二部 『大石兵六夢物語』(本文・現代語訳・注)第三部 『大石兵六夢物語』の周辺

民衆を魅了した物語が現代に甦る

著者 伊牟田經久
判型、他 A5判 上製本 273ページ

著者紹介

伊牟田經久(いむた つねひさ)

1931年、鹿児島県喜入町生まれ。1952年、東京高等師範学校を卒業し、鹿児島県立指宿高等学校の教諭。3年間で退職し、東京教育大学(現在の筑波大学)に編入学。同大学を卒業(1957年)後、広島女子短期大学・広島女子大学・鹿児島大学を歴任(専門は、日本語学、日本古典文学)。1996年、鹿児島大学を停年退官し、鹿児島女子大学の教授。1999年に志學館大学と校名変更、文学部長を兼務。2003年に学長となり、現在にいたる。鹿児島大学名誉教授。
主なる著書に『かげろふ日記総索引』(風間書房)、『日本古典文学全集 土佐日記・蜻蛉日記』〈共著〉(小学館)、『大石兵六夢物語―本文と注―』(私家版)などがある。

型番 978-4-86124-102-4

定価 (販売価格)

2,800円(税込3,080円)
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