【10月下旬刊行・予約受付中】沖縄 最後の追い込み漁 宮古島狩俣集落・友利組

海の狩人たちの記録

明治中期に糸満で生まれた追い込み漁。沖縄の漁師たちは九州、伊豆諸島など日本各地、海外まで出漁した。魚の行動、地形、潮流……海の全てを知り尽くし、海のけもの道に仕掛けた網に、素潜りの漁師たちが魚を追い込んでいく。まさに海の狩人だ。
1970代以降、近代化とともに消えていったが、この優れた漁法は今も宮古島・友利組で連綿と営まれている。本書は、その詳細な記録である。

■内容(目次より)

第一章 魚を狩る漁と漁法の成り立ち
第二章 哲雄親方七十年の漁師人生
第三章 追い込み漁の魚たち
第四章 追い込み漁の身体性
第五章 女たちが守るシマと海の男たち
第六章 追い込み漁の今とこれから

急速に消えつつある追い込み漁。本書は、その詳細な記録である。

著者 大浦佳代
判型、他 四六判、386ページ

著者プロフィール

大浦佳代(おおうら かよ)

群馬県前橋市出身。東京海洋大学修士課程修了。海と漁の体験研究所代表。フリーランスのライターときにカメラマンとして、農業、漁業、海洋教育などをテーマに取材し執筆している。
著書に『漁師になるには』『農業者になるには』『港で働く人たち』(日本沿岸域学会出版文化賞受賞)『高校調べ:農業科高校』(以上ぺりかん社)、『持続可能な漁村の交流術1・2』(東京水産振興会)ほか。
共著に『つくって楽しむわら工芸1・2』(農山漁村文化協会)『森の学校、海の学校』(三晃書房)ほか。
NPO法人宮古島海の環境ネットワーク理事。

型番 978-4-86124-550-3

定価 (販売価格)

2,600円(税込2,860円)
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