幕末幕府の軍制改革と徳川慶喜

徳川慶喜はなぜ
大政奉還に踏み切ったのか?

幕末政局に颯爽と登場した徳川慶喜が幕府の軍制改革に着手するも、皮肉にも中核的軍事組織である旗本・御家人がその障害となる自家撞着を味わう。軍制改革が未達成に終わった慶喜が薩長勢力との軍事対決を回避しようとしたのが大政奉還の一因ではないか。 著者は幕府内の身分制・家格の動揺や変動をとらえ直すことで、幕末政治史に新たな視座を提示した。 ──歴史作家 桐野作人


■内容(目次より)

第一篇 幕末別手組の活動と身分
第二篇 幕末期、徳川幕府の過人任用について
第三篇 徳川慶喜の軍役金納令への対応について
      ──御持小筒組雇居置問題を手掛りに
第四篇 『武嶋金三郎筆写 浮浪追討記』解題および抄

幕末政治史に新たな視座を提示する

著者 岩��信夫
判型、他 四六判、上製、219ページ

著者プロフィール

岩��信夫(いわさき・のぶお)

1942年東京都に生、東京教育大学文学部日本史学専攻卒業、東京都立高等学校勤務、この間『裾野市史』編さん調査委員。『湯山半七郎日記』(共同翻刻及び解説)「裾野地域における明治十年代の思想潮流」(『裾野市史研究』第五号)。以後幕末史に関心を持ち、本書に至る。

型番 978-4-86124-535-0

定価 (販売価格)

2,800円(税込3,080円)
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