屋久島 春牧里めぐり里語り読本

屋久島の東側、春牧集落の山里海を知る

鹿児島の南西、洋上に浮かぶ、屋久島。
ここには九州最高峰の山々がそびえ、24の集落に人々が暮らす。
屋久島の東側に位置する春牧集落には、縄文の時代から続く人の営みがあり、過去と現在、伝統と観光が交じり合う。
横峯縄文遺跡、盛久神社、滝之川、春田浜、屋久杉自然館、屋久島伝承蔵――。
本書を片手に悠久の時に想いを馳せ、春牧の里を巡る旅に出かけてみませんか。


内容(目次より)

はじめに
第一章 歴史編
集落名「春牧」の由来/春牧の歴史/春牧のシンボルマーク/横峯縄文遺跡/縄文カラムシ/盛久神社/盛久神社のお祭り/春牧の古石塔/安房城跡/消えた太忠集落/ほか
第二章 自然編
夫婦アコウ/オミネ川のヘゴ群落/健康の森公園のテーダ松/春牧の松林/ツバキの話/前岳の鷹柱/屋久杉自然館のコウモリ/カワウソがいた話/海へと続く道/春田浜/ほか
第三章 生活文化編
春牧の年中行事/春牧に暮らして六〇余年の記憶/子供のおやつ・チッカ獲り/小鳥を捕まえるはじき罠/山人形/ウラジロ/岳参り/戦争の思い出/小杉谷の空襲/湧水の話/ほか
第四章 産業・施設編
安房川と松峯大橋/屋久杉工芸昔語り/よろん坂/トビウオ教室〜生態と特徴、トビウオ漁の変遷〜/ポンカン・タンカン/パッションフルーツ/茶園/屋久島伝承蔵/春牧里めぐり/ほか
おわりに
編集後記

春牧在住の有志が3年余りの日数をかけてまとめた読本
●春牧集落散策マップ付き●

編著者 春牧里めぐりの会
判型、他 A5判ブックレット 134ページ

編著者紹介

春牧里めぐりの会

平成24年(2012)設立。工芸体験や工場見学などを含めた、地域の産業体験型の里めぐりツアーを実施し、春牧区の活性化に取り組んでいる。本書の出版で、新たな語り部を募集中。現在(2021)、語り部は14名。

型番 978-4-86124-441-4

定価 (販売価格)

1,000円(税込1,100円)
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