ISBN4-8294-0190-7

『田舎暮らし大募集 緑の編』

南方新社 共編 A4判変型 136ページ
定価1600円(本体1524円+税)

2001年刊。本誌は、よくある「田舎賛歌」にとどまった内容ではなく、より移住者の立場に立った実践的な情報の提供を基本的な編集方針としています。
田舎暮らし実践者の事例紹介や自治体別の移住者受け入れ情報を収録し、毎号、「田舎暮らし」というライフスタイルの可能性をさまざまな角度から探る巻頭特集を設定。総合的な移住情報誌としてまとめた、田舎暮らしを考えるすべての人におくる移住ガイドの決定版です。
「田舎暮らしの先達に学ぶ」「自治体別移住者受け入れ情報」の人気企画は、1号から6号に共通しています。

【目次】
●巻頭特集
世紀の終わり・世紀の始まり
「大転換時代の座標軸」(田中秀征)〜“無償経済”をキーワードに次代を読み解く
「生命誌 生命と地球の新しい座標軸」(中村桂子)〜すべての生物を貫くゲノムの歴史から生命と地球を読み解く
「科学技術批判の座標軸」(米本昌平)〜暴走する科学技術に抗して、「市民による科学」はどうしたら可能か
●田舎暮らしの先達に学ぶ
酪農家従業員+酪農ヘルパー、花き栽培+有機農業、会社員、自然農場、カヌートレッキング・ガイド、果樹+野菜 有機農業、喫茶・雑貨+宿泊業、ガラス工芸、陶芸+レストラン、通いの里山農業
●テーマ別レポート
サバイバルテクノロジー・ガイド〜衣・食・住・エネルギーの自給術、ネット座談会〜地域は変わる・地域を変える、田舎暮らしの先達は、いま…、循環農場だより
●エッセイ
新谷のり子「田で見つけたもの」、佐藤洋一郎「森と田んぼは訴える」、安藤周治「一周遅れのトップランナー」、南 千代「今日を生きる」
●コラム
受け入れ側の視点から、田舎暮らし希望者へのエール

●自治体情報
北海道、秋田県、福島県、長野県、岐阜県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

2001.04 発行
シリーズ最新刊

 田舎暮らし大募集 バックナンバー


『田舎暮らし大募集・九州編』
(品切)

南方新社 共編 A4判変型・131ページ
定価1529円(本体1456円+税)
ISBN4-8294-0164-8 C0070


  


『田舎暮らし大募集・朱の編』

南方新社 共編 A4判変型・135ページ
定価1529円(本体1456円+税)
ISBN4-8294-0168-0 C0070


目次●「関係の中の労働」内山節/「五百年の計」星川淳/事例紹介・お茶栽培、森林組合、自給農業+ハムの産直、イチゴ栽培、定置網漁師など/山村留学レポートなど

第一弾
1995年刊

   目次●「天与の“生きる力”を回復する道筋」槌田劭/事例紹介・新規就農者、天然塩作り、民宿経営、老後の田舎暮らし/田舎暮らし一年目の紹介/移住者受け入れ情報など

第二弾
1996年刊

  


『田舎暮らし大募集・藍の編』

南方新社 共編 A4判変型・143ページ
定価1529円(本体1456円+税)
ISBN4-8294-0175-3 C0070


  


『田舎暮らし大募集・黄の編』

南方新社 共編 A4判変型・136ページ
定価1600円(本体1524円+税)
ISBN4-8294-0181-8 C0070


目次●「循環型社会の構造」山本國廣/「電磁波問題と近代文明」荻野晃也/事例紹介/若手移住者座談会、共同農場レポート/移住者受け入れ情報(長野・中四国・九州)

第三弾
1996年刊

   目次●/「生物としてのヒトの自立の可能性」羽仁進/農的暮らしのデザイン/田舎暮らし事例紹介(生計データ含む)/農業技術の習得機会を探る/移住者受け入れ情報(中国・九州)

第四弾
1997年刊

 


『田舎暮らし大募集・紫の編』

南方新社 共編 A4判変型・128ページ
定価1600円(本体1524円+税)
ISBN4-8294-0186-9 C0070


  
目次●「むらはクニである」大崎正治、「地方に自治はあるか」美谷克己、「保険システムの限界と矛盾」池野高理/田舎暮らし事例紹介(生計データ含む)/壮高年からの移住、単身女性の移住、ビンボー暮らしの省エネ術/移住者受け入れ情報(北海道・東北・四国・九州)

第五弾
1999年刊

  
 

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書   評
● 日本経済新聞96・2・26一面コラム「春秋」
 昨年、新聞記者をやめて沖縄へ移住した友人から、久しぶりに便りが届いた。地元の人たちの力添えで特産品専門の店を開いたとある。沖縄ならではの品を本土向けに宅配し、店を情報発信と交流の基地にしたいと張り切っている。
 大都会に住む人々のかなりの部分が心のどこかに「卒業願望」を秘めている。ことに昨今は企業のリストラもあって、脱サラ・農村移住がちょっとしたブーム。農業後継者の不足に悩む農水省もこれに目をつけ、三大都市周辺にサラリーマンを対象とする「在職者就農準備校」を開くことになった。
 九州に、移住希望者を支援する民間グループ「田舎暮らしネットワーク」(事務局・福岡県筑紫野市)がある。このグループが編集した移住情報誌「田舎暮らし大募集」を見ると、夢を現実にするための道はけっこう開けていることが分かる。こんなネットワークが全国に広がったら、官製の予備校よりずっと効果がありそうな気がする。

● 西日本新聞96・2・26「社説」
 土のにおいが体を包む。畑仕事に精を出す。快い汗が流れる。そんな空想をしながら「ああ、田舎で人間らしい生活をしてみたいなあ」と思う人は少なくないだろう。
 94年に発足した「田舎暮らしネットワーク」(事務局・福岡県筑紫野市)は、フォーラムを開いたり、情報誌『田舎暮らし大募集』を発行して、都会に見切りをつけようとしている人に情報を送っている。
 『田舎暮らし大募集』には、田舎に移り住んだ人たちの生き生きとした体験談が載っていて、その熱い息づかいが伝わってくる。  日本人には昔から「都を離れて山里へ」というパターンの夢がある。「憂き世」を捨てて人里離れた庵(いおり)に住む隠とん生活である。
 ところが、最近の田舎暮らしへの欲求は、そうした世捨て人感覚とはかなり異なるようだ。
 もちろん、都会の雑踏への嫌悪感や、管理社会への反発などもあるだろう。だが、それよりも自分の理想を追求しようとする情熱の方をひしひしと感じる。
 「都会から脱出、ないしは逃亡して田舎に住むのが田舎暮らしなのではなく、都会では実現できない志を田舎に求めようという潮流だ」
 大阪から87年に長崎県・五島列島に移住した「ネットワーク」世話人の歌野敬さんの信念である。



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