一人の気象学者が、大学退官後、山にこもった
気象環境学者である著者は、1980年千葉大学教授を定年退官後、鹿児島の山にこもった。10町歩の森を「千年の森」と名付け「永遠に伐らないこと」を条件に地元郡山町に寄贈(現在は町村合併により、鹿児島市の管理に)。300本の山桜が咲き誇る森は、千年の営みをはじめている。本書は森の再生と人の健康への提言をおさめたものである。
■目次より
| 第一章 |
森林異説 |
兎は栗を栽培する 神がかり林業の末路 山林再生への一提案――など
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| 第二章 |
マラソンと呼吸 |
| マラソン走者の呼吸法は間違っている 呼吸、なんと身近で疎遠なもの 大きい呼吸、小さい呼吸 ラジオ体操の功罪――など |
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| 第三章 |
台風と気象 |
| 台風凶暴化 気象予報で止めてほしいこと 細霧利用二題――など |
鹿児島「千年の森」から
■著者プロフィール
三原義秋(みはら・よしあき)
1915年、日置郡郡山町(現・鹿児島市)に生まれる。郡山小、西田小、鹿児島一中から鹿児島高等農林学校卒業。35年農林省農事試験場に入る。
37年九州大学農学部入学。41年卒業し、助手、講師を経て、48年農林省農業技術研究所、気象科長に就任。
65年千葉大学教授(園芸環境工学)。80年に定年退職後帰郷。8haの山林を、永久に伐採しない「千年の森」として、郡山町に寄贈。世界最大の山栗を発見して、その生産普及にも努める。
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