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もう一つの奄美、沖縄海上交通史
太平洋戦争中に、四十数隻にのぼる商船が撃沈された奄美・トカラの海域。米潜水艦の追撃をかわしつづけ、不沈船伝説を打ちたてた金十丸は、戦後米軍政府に接収後も、教科書密輸事件、シージャック事件などの主役となり、人びとの英雄であり続けた。
目次より●
プロローグ トカラの海の嘆き
第一章 遠泳の夢を奪った敵潜水艦
第二章 追われて逃げた、悪夢の航海
第三章 海底に眠る商船の墓標
第四章 徳之島の岬に立って祈る
第五章 不沈船伝説と名物船長
第六章 金十丸誕生の“秘話”
第七章 昔をしのぶ“道の島”の連絡船たち
第八章 アメリカ軍政府に接収されて
第九章 前代未聞の乗っ取り事件
第十章 晴れて奄美航路に戻る
エピローグ 夢まぼろしか、「金十丸の世紀」
【著者略歴】
前橋松造(まえはし・まつぞう)
1931年、奄美大島の名瀬市生まれ。
鹿児島大学卒業後、南日本新聞社に入社。大島支社長、論説副委員長、取締役などを経て、1993年に退職。現在、鹿児島国際大学、鹿児島純心女子短期大学で非常勤講師。柳田国男の奄美での足跡を中心に研究。著書に『奄美の森に生きた人』(南方新社)がある。
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