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剛胆な薩摩の風土は、どう人間を作っていったのか
薩摩川内平佐に出自をもつ有島三兄弟の二男有島生馬は、白樺派の作家、画家として名をなした。薩摩土着の作家中村きい子の代表作『女と刀』では、「反近代の志向」を「厳然と保持」し続けた女性像が描かれている。
薩摩という風土が、どう人間を作り、表現を生んでいったのか。薩摩を起点に、日本各地、フランス、イギリス、オーストリア等ヨーロッパ諸国へと、視点は広がっていく。
目次より●
第一章 有島生馬の原風景 犬塚孝明
第二章 近代日本の暗部と人間第一主義 古閑 章
第三章 開田儀礼の記憶 小島摩文
第四章 文学の視座としての境界 荒井聰子
第五章 文学に見るオーストリア・ケルンテン州 仙波玲子
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