「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─

今日のように明日もあれ

放射能の現場をさまよう「修羅」から、地に根を張る「地人」へ──。
物理学者・藤田祐幸、彼はなぜ原発反対に人生をささげ、その末に「地人」として生きることを選んだのか。
東京電力・福島第1原発の事故後、あれほど切実だった脱原発を求める国民の声も、景気浮揚の期待感の陰でしぼんでしまった感があり、政権は再稼働に向けた動きを加速している。
破局の足音を聞きながら歩んできた藤田は今、人類のあるべき未来をはっきりと指し示す。

毎日新聞 好評連載企画

内容(目次より)

第1章 市民側に立つ科学者へ
第2章 問い続けた「核と原発」
第3章 チェルノブイリの悲惨の後で
第4章 原発労働の闇を照らす
第5章 破局の足音を聞きながら
第6章 劣化ウラン弾を追って
第7章 宮沢賢治を生きる

著者 福岡賢正
判型、他 四六判 183ページ

著者紹介

福岡賢正(ふくおか けんせい)

1961年熊本県生まれ。京都大学農学部卒。83年毎日新聞社入社。久留米支局、福岡総局社会部、人吉通信部、福岡本部学芸課などを経て、現在は編集委員。
著書に『国が川を壊す理由』(葦書房)、『男の子育て風雲録』(毎日新聞社)、『たのしい不便』、『隠された風景』、『小さき者たちの戦争』、『小さき者として語る平和』、『幸せのかたち』(以上、いずれも南方新社)

型番 978-4-86124-294-6

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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