地産地消大学オルタナティブ地域学の試み─序章

長靴をはいたおばちゃん教授、今日も行く!

「地域」の終末論までが喧伝される今、地方大学はいかに「地域」と対峙していくのか。
近現代の単一の価値を脱して、新たな道を探す試みが始まっている。著者は村に入り、その最前線を歩く。

「本書が、今日刊行されることは、<大学と地域>問題の現段階に応えるものだと言える」
    ──和歌山大学学長 山本健慈
         (本書・刊行に寄せてより)

内容(目次より)

(一)水車と大工さん
(二)農家とロボット
(三)わんぱく宣言 
(四)山椒とIT
(五)丘の上の梁山泊
(六)八十八に学ぶ
(七)郷愁と再生
(八)地域を科学する
(九)解を探す
(一〇)三人の女性
   ほか、全54編

著者 湯崎真梨子
判型、他 四六判 175ページ

著者紹介

湯崎真梨子(ゆざき まりこ)

和歌山大学地域創造支援機構特任教授。博士(学術)。大阪府立大学人間文化学研究科博士後期課程終了。放送局、広告出版会社勤務、文部科学省産学官連携コーディネーター等を経て現在に至る。専門は、農村社会学、地域再生学。 共著書:『都市と農村-交流から協働へ』(日本経済評論社、2011)『紀の国わたし物語―うみやまさとまちに生きる』(テクライツ、1998)
論文:「災害時孤立集落の『不安』と『安心』の要因―台風12号における高齢山村、平井区の事例」(日本地域政策研究第11号、2013)ほか。

型番 978-4-86124-293-9

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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