和 眞一郎著作集 奄美ほこらしゃ

「奄美の文化と島差別」ほか
主要講演録、論文、新聞連載、脚本を収録

奄美に生まれ、奄美に育った和眞一郎。
高校教師としてあらゆる差別と厳しく向き合ってきた氏は、2002年6月3日逝去した。その後には膨大な遺稿が残されていた。すべての子供たちが差別から解放されることを願って本書は編纂された。

内容(目次より)

第一部 同和教育講演記録集
   (全国各地での数多くの講演記録があり、その一部を掲載)
第二部 つむぎ随筆(「南海日日新聞」連載)
第三部 鹿児島から(「南海日日新聞」連載)
第四部 枕流記(「南海日日新聞」連載)
第五部 その他著述集
第六部 脚本「解放に向かう奄美のほこらしゃ」
    ―ヤマトの抑圧に抗い 屈辱の歴史に負けず―

◎止めどもなくいろいろなことが思い出されてくる。          (松下志朗)
◎けっして他に置き換えない。中心を外に求めない。          (小栗康平)

著者 和眞一郎著、奄美を語る会編
判型、他 A5判上製 540ページ

著者紹介

和眞一郎(にぎ しんいちろう)

1935年奄美大島名瀬市生まれ。1960年國學院大學卒業後、鹿児島県立高校の教員となる。大島高校、高教組専従、鹿児島工業高校、吹上高校、鹿児島県同和教育研究協議会などを経て、1995年定年退職。この間、81年「奄美を語る会」を発足。86年度から9年間全国同和教育研究会常任委員(94年度は全同教副委員長)。98年より法務省の人権擁護委員に委嘱され子ども人権専門委員として活動を始めた矢先、病に倒れ2002年6月3日逝去。

型番 4-86124-064-6

定価 (販売価格)

4,800円(税込5,280円)
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