南方ブックレット12 関西電力 原発マネースキャンダル

わたしたちの電気料金は
どこへ消えたのか──。

2019年9月、関西電力の社長ら役員を含む20人が、7年間にわたり福井県高浜町の元助役から総額3億2000万円にものぼる金品を受け取っていたことが明らかになった。 この多額の金品の原資は何なのか、地域を破壊してきた原子力マネー、そして、原発を維持するための地元企業との関係とは──。 長年脱原発運動に携わってきた著者が、原発の利権構造の闇に迫る。


■内容(目次より)

第1章 問題発覚
第2章 第三者委員会報告書
第3章 真相究明を求める運動
第4章 原発マネーの不正の数々
第5章 株主総会での攻防

関西電力の原発マネー不正還流事件は本当にひどい事件だ。この事件は原発は汚いお金を地元に大量にバラまかないと建設・運転できない汚らしい電源だということを白日にさらした。原発に関心がある方には必読の書。
──『脱原発弁護団全国連絡会』共同代表 河合弘之

著者 末田一秀
判型、他 A5判、55ページ

著者紹介

末田一秀(すえだ・かずひで)

最終的に白紙撤回を勝ち取った京大原子炉実験所2号炉反対運動を契機に、長年脱原発運動に係わる。はんげんぱつ新聞編集委員。「核のごみキャンペーン関西」メンバー。大阪府庁で1980年から2017年度まで環境行政に従事。自治労の脱原発運動として取り組んだ原子力防災にも詳しい。関電原発マネー不正還流問題では、告発運動を呼びかけ、現在4人いる代表世話人の一人。 共著に「地方自治のあり方と原子力」「検証 福島第一原発事故」「福島・柏崎刈羽の原発震災 活かされなかった警告」(いずれも七つ森書館)など。

型番 978-4-86124-438-4

定価 (販売価格)

1,000円(税込1,100円)
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