琉球弧の島嶼集落における保健福祉と地域再生

「結」の相互扶助

限界集落、人口減少社会という言葉が聞かれて久しい。本書が紹介する、鹿児島県の奄美諸島や沖縄県の八重山諸島に位置する島嶼集落における先進事例から、これから進むべき、より柔軟な福祉政策、地域づくりへの糸口を探る。
両地域ともに集落により濃淡はあるものの、「結」の相互扶助の伝統、支え合い支援の地域文化、あるいはその精神が残っている。近年の人口流出、高齢化等により、その関係性が希薄になりつつあるが、いずれも文化、伝統を活かす試みが政策の中心を占める。


内容(目次より)

第鵯章 島嶼集落における伝統的互助慣行と生活立地
第鵺章 奄美群島瀬戸内町における保健福祉の現状と課題
第鶚章 八重山諸島の保健福祉の現状と課題
第鶤章 奄美群島瀬戸内町と八重山諸島竹富町の集落の現状と課題
第鶩章 奄美諸島と八重山諸島における高齢者の生活と福祉ニーズ
第鶲章 島嶼地域中高年者の生きがい感に関連する要因
第鷄章 沖縄における団塊世代男性の地域活動への参加と生きがい
第鷁章 「離島の離島」における高齢者の生活と福祉ニーズ
第鶻章 島嶼集落における社会的かかわり状況と見守り、防災、医療体制
第鶸章 島嶼集落における地域支え合い活動と地域づくり

島嶼集落の先進事例に学ぶ

■執筆者一覧

岩崎房子 (鹿児島国際大学福祉社会学部准教授)
上地武昭 (沖縄大学人文学部教授)
大山朝子 (鹿児島国際大学福祉社会学部准教授)
川盈蟻 (広島国際大学医療福祉学部特任講師)
國吉和子 (沖縄大学名誉教授)
黒木真吾 (中九州短期大学経営福祉学科講師)
小窪輝吉 (鹿児島国際大学福祉社会学部教授)
島村枝美 (元沖縄大学人文学部非常勤講師)
山忠雄 (鹿児島国際大学大学院客員教授)
田中安平 (鹿児島国際大学福祉社会学部教授)
田畑洋一 (鹿児島国際大学大学院特任教授)
玉木千賀子(沖縄大学人文学部准教授)
村田真弓 (大妻女子大学人間関係学部助教)
屋嘉比和枝(浦添市役所地域支援課社会福祉士)
山下利恵子(鹿児島国際大学福祉社会学部非常勤講師)

編者 田畑洋一
判型、他 A5判 上製 248ページ

編著者紹介

田畑洋一(たばた・よういち)

1945年鹿児島県生まれ、東北大学大学院文学研究科人間科学専攻博士後期課程修了、博士(文学)
 西九州大学助教授、鹿児島国際大学教授を経て、現在同大学院福祉社会学研究科特任教授
 主著
 『社会保障―生活を支えるしくみ』編著 2016年3月 学文社
 『少子高齢社会の家族・生活・福祉』編著 2016年3月 時潮社
 『現代ドイツ公的扶助序論』単著 2014年3月 学文社

型番 978-4-86124-356-1

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,780円)
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